技術者Blog

Rubyの始め方

05 Jun 2015

Rubyを始めたい方へ

たいそうなタイトルをつけてしまいましたが、弊社では毎月1回Ruby勉強会を開催しています。
これから始めようと思っている社員から、「Rubyって何から始めればいいの?」と質問されますので、私の勝手なRubyの始め方を紹介したいと思います。

0. Ruby以外の言語をマスターする

なんで?と思われるかもしれません。
Javaなど他の言語で実務経験を積んだ後にRubyの勉強を始めると、次々と考えたこともない言語仕様が現れてきます。勉強というより何か探検しているような気分になります。こうなると勉強開始からの加速が違ってくると思っています。
Rubyはいろいろなプログラミング言語のいいところを取り入れたそうですので、私自身が知識が少なかったことも幸いし、楽しく感じられたのかもしれません。

最初からRubyで学習してしまうとRubyの仕様がその人の標準の言葉になってしまうように思えます。
外国の方が日本語に興味を持ち、日本語を勉強して、日本人より日本語に詳しい?なんてこともありますよね。ってあまり関係ないですかね。 でも、なんとなくそんな感じで思ってもらえるといいでしょう。

初めからRubyを触ってはいけないとは言いませんが、できればJavaなど他のオブジェクト指向言語を勉強してから、次のステップとしてはじめたほうが幸せになれそうな気がします。

注)ただし、JavaScriptだけはRuby以上に刺激がありますのでお勧めしません。できればJavaにしておいてください。

続きをよむ...

UIkitのカスタマイズ(続編その1)

02 Jun 2015

UIkitのカスタマイズ 続き

前回はUIkitをカスタマイズするための環境を構築してみました。
今回はテーマの作成を行ってみたいと思います。

前回と同様に手順については、UIkitのサイトのこちらの原文を参考にさせていただいてます。

続きをよむ...

UIkitのカスタマイズ(導入編)

01 Jun 2015

UIkitのカスタマイズ 導入編

昨今ではスマートフォンでのブラウジングがPCでのブラウジングを超えそうとの情報もあり、最近の学生はPCを使わないためキーボードが苦手というひともいるとか。
弊社ではホームページをリニューアルして1年ほど経過しましたが、既にその時にホームページもスマホに対応させました。

PCでもスマホでも1つのソースコードで対応できるレスポンシブデザインを取り入れましたが、このときいくつかのCSSフレームワークを検討いたしました。ほぼ個人的な好みということもありますが、カスタマイズをビジュアル的に確認しながら行える環境がある点でUIkitを採用しました。

続きをよむ...

react-rails gem の導入

27 May 2015

react-rails を導入してみました

RailsでWebページのレスポンスや、ユーザビリティ(最近はUXとういうキーワードを使った方がかっこいい感じですが)の改善のため、一部のデータを書き換える方式を導入することも多くなっているかと思います。
一旦ページ表示し、マウスやキーボードのイベントを取得してAjax通信を行う場合はとくに問題ないのですが、初期表示用のデータ取得のため、ページをロードした直後にAjaxリクエストを送信したいということがあるかと思います。
このような場合にはRailsのViewのファイルに script タグを書いてリクエストを送信処理を呼び出すのが一般的?でしょうか。

Reactはビューの部分のフレームワークであり、サーバとのAjax通信部分はピュアなJavaScriptで記述するか、jQueryのajax関数を使うケースが多いかと思います。ただ、RailsのビューのファイルにJavaScriptを記述しなければならないのってなんとなく違和感ありませんか?

続きをよむ...

MarkdownエディタをReactコンポーネント化

19 May 2015

UIkit の Markdown Editor を React コンポーネントにしてみました

Ruby勉強会で開発中のアプリケーションに、Markdownエディタを組み込むことにしました。
Reactもフロントで利用することを検討していまして、”React”, “Markdown”, “Editor”でググると そのまんまreact-markdown-editorがあったりします。

これを利用しても良いのですが、CSSフレームワークにはUIkitを採用していますので、まずはUIkitのコンポーネントとして含まれているMarkdownエディタの採用を検討してみることにしました。
理由としては、デザインの統一感の維持と、機能(左側のテキストエリアで編集し、リアルタイムに右側のプレビューに反映される)点を利用したいことがありました。
しかし、Reactのオライリー本に依ると、このMarkdownエディタコンポーネントはReactから見て「行儀の悪いコンポーネント」に該当するようでした。

続きをよむ...