不動産賃貸査定システムの新規開発プロジェクト
「こんなサービスを作りたい」そんなサービス事業者様の熱い思いをヒアリングさせて頂いたのが2019年の初頭でした。それから5年以上の長きに渡り、弊社にてシステム開発と技術面でのフォローをさせて頂いています。今ではサービスも軌道にのり、多くの顧客を抱える人気サービスに成長しています。
プロジェクト立上げ当初は予算も限られており、短期間で価値あるアウトプットが求められる状態でした。そのため、メンバーにはRailsに造形の深いベテランメンバーを配置。短い間隔で定例ミーティングを設定するなど、事業者様とも密なコミュニケーションを取りつつ開発を進めました。結果、予定通り3カ月の開発期間で初回リリースにこぎつけることが出来ました。
当初2名からスタートした開発チームも現在は10名弱まで拡大しており、現在もサービス拡大を続けています。
プロジェクトスタート時、 発注元の事業者様にはエンジニアがほぼ在籍していない状態でした。
そのため、システム開発だけでなく、弊社側からもインフラ面やサービス運用等の部分も含めた提案を積極的に行わせて頂き、お客様の事業を可能な限りサポートすべく、二人三脚の意識でサービス開発を進めました。
今では業界有数の人気サービスとしてシェアを獲得することが出来ており、弊社としても喜ばしく思っております。
当初お客様から提供いただいたプロトタイプではJavascriptにJQueryが使用されていました。初期実装では時間が限られていたこともあり、そのままJQueryによる実装を採用しましたが、サービス拡大に伴って徐々に仕様が複雑化していったため、ある時点で当時勢いのあったVue.JSを採用。
技術習得等に関連するオーバーヘッドはあったものの、結果的には全体的な開発コスト削減にも繋げることが出来ました。
更に現在はreactへの置き換えも進めています。
弊社では常にその時点の最新技術に着目し、目的に応じて積極的な技術導入を行っています。